【阪神新馬戦】ミッドナイトラヴが逃げ切る 池添「まだ体に余裕。もっと良くなる」

スポーツ報知
デビュー勝ちのミッドナイトラヴ(カメラ・高橋 由二)

 12月16日の阪神6Rの2歳新馬(牝馬限定、芝1400メートル、18頭立て)は、2番人気のミッドナイトラヴ(父ロードカナロア、栗東・松永幹夫厩舎)が逃げ切った。勝ちタイムは1分24秒5。

 スタートしてダッシュがつくと、じわじわとスピードを上げてハナへ。前半36秒5のスローに落とした。直線に入るとゴーサインに反応して加速。ラスト3ハロンを35秒6でまとめ、メイショウコミチの追い上げを3/4馬身差で振り切った。

 池添謙一騎手は「スタートをスッと出てくれたので、馬に任せていったら逃げる形になりました。いいペースで行けました。まだ体に余裕があったぶん、最後は苦しくなって外に張る面を見せていましたが、これからもっと良くなると思います」と振り返った。

 騎手時代に自身で手綱を執って、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインを祖母に持つ期待馬のデビューVに、松永幹調教師は「目いっぱいの調教をやっていなかったので、どうかなと思っていましたが、上手に走ってくれました。ジョッキーも話していたように、良くなってくる馬だと思います」と2戦目以降の上積みを見込んでいた。次走は未定。

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