【朝日杯FS】アドマイヤマーズが無傷4連勝で世代の頂点へ 断然人気の牝馬グランアレグリアは3着
スポーツ報知
◆第70回朝日杯FS・G1(16日、阪神・芝1600メートル、良)
2歳王者決定戦は15頭立てで争われ、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の2番人気、アドマイヤマーズ(牡、栗東・友道康夫厩舎、ダイワメジャー産駒)が直線で抜け出し、2馬身差で快勝した。デビューから4連勝でビッグタイトルをつかんだ。
2着に続いたのは、9番人気のクリノガウディー(藤岡佑介騎手)。断然1番人気を集めたグランアレグリア(クリストフ・ルメール騎手)は、2番手からレースを進めたが、直線ではじけず、3着に敗れた。80年テンモン以来、38年ぶりとなる牝馬Vはかなわなかった。
ミルコ・デムーロ騎手(アドマイヤマーズ=1着)「僕と一緒で負けたくない馬。きょうもスタート、ポンと出て、直線すごくいい脚で伸びました。前に(グラン)アレグリアがいて、あの馬を見て行こうと思っていたので思った通りです。どんどん成長している。気持ちも負けたくないし、もうちょっと成長していったら来年も楽しみですね。頑張ります。いつも勝ちたいです。先週は弟(クリスチャン・デムーロ騎手)さんが(阪神)ジュベナイルフィリーズを(ダノンファンタジーで)勝ちました。友道さん、いつも乗せてくれるのに、菊花賞の2着(エタリオウ)はへたれでだめだったので、リベンジしました」