【ディセンバーS】G1馬アドマイヤリードが1年7か月ぶりV 須貝師「ノリちゃんが最高に乗ってくれた」

スポーツ報知
ディセンバーSを勝ったアドマイヤリード

 12月16日の中山11R・ディセンバーS(3歳上オープン、芝1800メートル=11頭立て)は、3番人気に推された昨年のヴィクトリアマイル優勝馬アドマイヤリード(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)が直線で抜け出し、6勝目を挙げた。勝ち時計は1分48秒1。

 11頭立ての9番枠から五分にスタートを切り、中団を追走。自然に内へ進路を取りながら脚をため、4コーナーで外に持ち出した。残り100メートルで急加速すると、先に抜け出したプロディガルサンを半馬身差で差し切ってゴール。昨年のヴィクトリアマイル以来、1年7か月ぶりとなる勝利をマークした。

 見守った須貝尚介調教師は満面の笑顔。「(アドマイヤ)リードの理想的な差しを決めてくれた。外枠は不安だったが、うまく内に入れて我慢してくれた。こういう脚を持っているんだね。1800メートルがベストなのは分かっている。1600メートルだとついていくのに忙しいし、2000メートルだと長い。1800メートルを試してみてよかった。精神的にすごく落ち着いている。ノリちゃん(横山典弘騎手)が最高に乗ってくれました。次は考えます」とうれしそうだった。

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