【京成杯】ラストドラフト、抜群の手応えで2馬身先着

スポーツ報知
京成杯 ポリトラックで追い切ったラストドラフト(手前)(カメラ・池内 雅彦)

 第59回京成杯・G3(14日、中山・芝2000メートル)へ向けて10日、ラストドラフトが茨城・美浦トレーニングセンターのポリトラックコースで追い切りを行った。

 戸田調教師がまたがり、5ハロン地点からダンスメーカー(4歳500万)を2馬身追走する形でスタート。4コーナーで馬場の8分どころに進路を取った。馬なりのまま抜群の手応えで駆け、瞬時にパートナーを2馬身引き離した。「無理しないで動けているし、いい感じ。レースを1度使ったことで、若干変わってきた」と戸田調教師はうなづいた。

 2011年の桜花賞馬マルセリーナを母に持つ良血。昨年11月の東京でのデビュー戦は、ラスト3ハロン33秒1のシャープな末脚を繰り出して勝ち上がった。「想像以上の脚さばきで、合格点を上回る競馬だった。今回、コース替わりへの対応などクリアすべき点はあるが、続けてルメール騎手が乗ってくれるのは大きい」とトレーナー。キャリア1戦でも、目が離せない存在だ。

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