【京成杯】ラストドラフト、抜群の手応えで2馬身先着

スポーツ報知
僚馬を楽に抜き去るラストドラフト(手前)

◆京成杯追い切り(10日・美浦トレセン)

 第59回京成杯・G3(14日、中山)に出走するラストドラフトが10日、美浦のPコースで併せ馬を行った。ダンスメーカー(4歳500万)を2馬身追走。馬なりのまま抜群の手応えで直線に向き、ラスト1ハロン12秒7(5ハロン66秒5)で2馬身先着した。手綱を執った戸田調教師は「無理しないで動けていて、いい感じ」とうなずき、ラスト3ハロン33秒1の鋭い末脚で勝ち上がった初戦を「想像以上の脚さばきで、合格点を上回る内容」と評価した。

 11年桜花賞馬の母マルセリーナは、通算800勝を挙げた松田博資元調教師の管理馬。「公私ともにお世話になった人。応援してくれているので、安心感があるし、うれしい。現役時の担当者は、競馬学校で一緒だったんです」と戸田師。人との縁に感謝の思いを抱きつつ、重賞の舞台へ送り込む。(浜木 俊介)

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