【淀短距離S】8歳馬ナインテイルズが完勝 岩田「展開がはまりました」

スポーツ報知
ナインテイルズ(中)がゴール前でアンヴァル(左)を競り落とす

◆京都11R・淀短距離S(芝1200メートル、12頭立て)

 14日の京都11R・淀短距離ステークス(芝1200メートル、4歳上オープン、リステッド競走、12頭立て)は5番人気のナインテイルズ(牡8歳、栗東・中村均厩舎)が制し、通算6勝目を挙げた。勝ち時計は1分9秒1。

 速い流れのなか、ナインテイルズは中団に待機。直線で先にアンヴァル(2着)が先頭に立ったが、ゴール前で外からかわして頭差での勝利となった。

 岩田康誠騎手は「展開がはまりました。出たなりでジッとして、脚がたまりました。8歳だけど、こういうレースをすれば、いい脚を使ってくれます」とベテラン馬をたたえた。

 管理する中村調教師は「プラス14キロで馬体が立派だったけど、ためていけばいい脚を使うと思っていました。この後はシルクロードS(1月27日、京都)に行きます」。2月末に定年を迎えるトレーナーが重賞勝利となるか注目が集まる。

 9番人気のティーハーフが59キロを克服して伸びて3着。1番人気のダイメイフジは直線で伸びを欠き、7着に終わった。

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