【東海S展望】武豊騎手騎乗予定の上がり馬インティが重賞初V狙う

スポーツ報知
東海Sの登録馬。*騎手は想定

 第36回東海S・G2が1月20日、中京競馬場のダート1800メートルを舞台に行われる。

 7、4、4、10、9馬身差で未勝利~1600万(500万2回)を5連勝中のインティ(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎)。その能力はまだ底が知れない。武豊騎手もこの馬を高く評価しており、スムーズに運べば一気の重賞勝利は難しいミッションではないだろう。

 前走の名古屋グランプリを優勝したチュウワウィザード(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)。充実一途の明け4歳馬が重賞連勝を目指す。半馬身差の2着ミツバ(牡7歳、栗東・加用正厩舎)も、チャンピオンズCで6、8着と善戦しているように中京はプラス材料。

 JBCレディスクラシックを勝った勢いで挑んだチャンピオンCは最内をロスなく逃げて4着と健闘したアンジュデジール(牝5歳、栗東・昆貢厩舎)。この馬を知り尽くす相棒・横山典騎手の手綱で勝ち負けに加わる。

 一昨年の優勝馬グレンツェント(牡6歳、美浦・加藤征弘厩舎)。その後勝ち星はないが、2走前に川崎記念4着があり、極端な能力減退はない。ミナリク騎手を背に久々の勝利を狙う。

 一昨年2着、昨年3着のモルトベーネ(牡7歳、栗東・松永昌博厩舎)もここに照準を合わせてきており、馬券圏内突入があっても。

 昨年5月の青竜S2着以来のスマハマ(牡4歳、栗東・高橋亮厩舎)。頭差で敗れた相手がグリム(レパードS、白山大賞典勝ち)だけに、休養中の成長を見込めばここも狙える。

 武蔵野S2着クインズサターン(牡6歳、栗東・野中賢二厩舎)、クイーン賞2着サルサディオーネ(牝5歳、栗東・羽月友彦厩舎)も圏内。(大上 賢一郎)

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