【次回注目馬】勝ちっぷりが光るゲバラ 先々まで注目が必要な血統馬

スポーツ報知
新馬勝ちしたゲバラ(カメラ・高橋 由二)

◆ゲバラ(1月14日、京都6R・3歳新馬・芝1600メートル=1着)

 出遅れて道中は後方のポジションにいたが、直線では外から豪快にかわしさった。前が残る流れを距離ロスの多い競馬で完勝し、かなり強い内容だった。

 レース後、柴山雄一騎手は「ゲートが誤算で直線ではソラを使ったりしたけど、勝ち切るんだから強い。これからが楽しみ」と絶賛。480キロのバランスの取れた馬体で、まだまだ成長の余地がある。

 祖母の姉はエリザベス女王杯を制したエリモシック。その妹のエリモピクシーはリディル、クラレント、レッドアリオンなどの母として知られ、母系は優秀。父にディープインパクトを迎えて上を目指せる背景があり、先々まで注目しておきたい逸材だ。(内尾 篤嗣)

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