【次回注目馬】早め先頭から押し切ったシークレットパス 地力強化で重賞でも

スポーツ報知

◆シークレットパス(1月12日、中山8R・中山新春ジャンプS・障害直線ダート3200メートル=1着)

 2周目の正面で先頭に立つと、快調なペースで後続を引き離す。最後の直線ではメイショウダッサイに首差まで迫られたが、力強い走りで押し切った。

 「正面でペースが落ち着いたので、自分から動きました。スタミナ勝負なら、しのいでくれると思いましたからね」と石神騎手。長くいい脚をつかえるセールスポイントをフルに生かした。

 このあとは阪神スプリングJ(3月9日、阪神)を視野に入れる。尾形調教師は「障害を始めて体が増え始めた」と上昇ムード。石神騎手は「飛越が雑なので、まだ良くなる余地を残している」と今後のさらなる飛躍を期待している。重賞制覇も夢ではない。(春木 宏夫)

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