【若駒S】サトノウィザード、松田調教師が絶賛「グイグイ伸びていた」

スポーツ報知
サトノウィザード(右)はルメールを背にパワフルに伸びた

◆若駒S追い切り(16日・栗東トレセン)

 若駒S(3歳オープン、19日、京都・芝2000メートル)でデビュー2連勝を目指すサトノウィザードが16日、栗東・坂路でルメールが騎乗して追い切った。2本目にトルネードアレイ(5歳500万)と併せ、ラストをいっぱいに追われて53秒1―12秒4。「最後はグイグイ伸びていましたね。すごくパワフルで、何も言うことはありません」と、松田調教師は動きを手放しで褒めた。

 初戦はスローペースのなか、上がり33秒3の豪脚で差し切った。「乗りやすくて、いい瞬発力がある。重賞(勝ち)まで絶対にいける馬です」とルメール。タニノギムレット、キングカメハメハで日本ダービーを制しているトレーナーも「ダービーから逆算して2戦目を決めた」と自身のダービー“3勝目”を意識する。良血ぞろいの出世レースを制し、本番への手応えをより確かなものにする。(吉村 達)

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