【東海S】17年覇者グレンツェント、2年ぶり白星へミナリク「フィーリングも反応も非常に良かった」

スポーツ報知
ミナリクが騎乗して3頭併せを行ったグレンツェント(左)

◆東海S追い切り(17日・美浦トレセン)

 2年ぶり2度目の東海S制覇へ、グレンツェントが態勢を整えた。美浦・Wコースでミナリクが騎乗しての3頭併せ。5ハロンから外ノンコノユメ(7歳オープン)の3馬身後ろを行く中ゼルター(3歳未勝利)を2馬身追走。内に進路を取って最後の直線で軽く仕掛けられると併入に持ち込んだ。

 70秒0―14秒0。タイムは目立たないが、初コンビのミナリクの感触は上々だ。「先週、追い切りを見て、今週は乗って確かめたけど、フィーリングも反応も非常に良かった。乗りやすい。最後に少し(前に)出したけど、まだ余裕があった」

 9か月半の休養明けだった前走はマイルの武蔵野Sで9着だったが、速い流れを経験した効果が大きい。そこから中9週だが、「以前のように活気が出てきた」と加藤征調教師。JRA重賞初制覇を狙う“新助っ人”と2年前のこのレース以来遠ざかっている白星に手を届かせるか。

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