【中京5R3歳新馬戦】全兄に重賞ホース2頭 良血馬クールウォーターが完勝

スポーツ報知
快勝したクールウォーター(カメラ・谷口 健二)

 1月20日の中京5R・3歳新馬(芝2000メートル=18頭立て)は3番人気のクールウォーター(牝、美浦・堀宣行厩舎、父ディープインパクト)が3馬身差をつける快勝でデビュー戦を飾った。1番人気だったオメガダヴィンチ(牡、栗東・安田翔伍厩舎、父ヴィクトワールピサ)は2着。勝ち時計は2分3秒2。

 前半1000メートルが62秒9のスローペースの中で、好位からの追走。抜群の手応えで迎えた直線ではラスト300メートルあたりで仕掛けると、一気の加速で先頭に躍り出た。最後まで脚いろは鈍ることなく、全く危なげないレース運びだった。

 藤岡康太騎手は「序盤だけ馬を前に置くと気にして、フワフワしていました。流れが遅かったので動かして、3番手につけてからは終始、いい感じでしたね。追ってからもいい反応を見せてくれました」とレースを振り返っていた。同馬は全兄に13年の報知杯弥生賞を勝ったカミノタサハラ、11年のレパードSを勝ったボレアスを持つ。

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