【次回注目馬】1番人気で快勝したエニグマが再昇級でも好勝負 マーフィー「ソラを使っていた」

スポーツ報知
エニグマ(左、カメラ・池内 雅彦)

◆エニグマ(1月20日、中山8R・4歳上1000万・ダート1200メートル=1着)

 前半の3ハロンが33秒9のハイペースの2番手を追走。最後の直線で楽に抜け出すと、単勝1・8倍の圧倒的1番人気に応えて快勝した。最後はブラックランナーに1馬身差まで迫られたが、「ソラを使っていた。手応えはあった」と、オイシン・マーフィー騎手はまだ余力があったことを認めた。

 2着の前走に続いて騎乗した鞍上は「馬がすごく良くなっていた。ここまで変わるとは思わなかった」と驚きの表情。これまではしまいを生かすパターンが多かったが、先行スタイルで押し切った内容も評価できる。再昇級となるが、もともと1600万では昨年4月の鎌倉S(東京・ダート1400メートル)で小差の2着に好走していた力量。いまの上昇度なら連勝が期待できるかもしれない。

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