【シルクロードS】カナロア産駒のダノンスマッシュ、G3連勝で父に続く!

スポーツ報知
父が制した重賞をステップに短距離路線での飛躍を目指すダノンスマッシュ

◆第24回シルクロードS・G3(1月27日・芝1200メートル、京都競馬場)

 昨秋の京阪杯を完勝したダノンスマッシュが、第24回シルクロードS・G3(27日、京都)で重賞連勝を狙う。絶対王者ファインニードルの引退で混とんとするスプリント界で一歩抜け出すか。

 父ロードカナロアと同様、3歳秋に京阪杯で重賞初V。昨年前半はひと息だった重賞の壁を鮮やかに突き破ると、ここを連勝した父の足跡をたどってきた。「去年はまだ若くて腰が甘かったが、少しずつたくましくなってきた」と安田隆調教師は成長を実感する。

 昨年、旋風を巻き起こしたカナロア産駒は幅広い舞台で活躍。中長距離のアーモンドアイ、中距離のステルヴィオ、短距離ならこの馬が代表といえる。現役時代に父を手がけた岩本助手が「自分の担当馬でもG1を勝ちたい。もう一度、あの景色を見たい」と言えば、安田隆師も「ここを勝って高松宮記念も勝ちたい。そして香港に行きたい」と同調。G3連勝でG1の舞台を目指す。(橋本 樹理)

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