【根岸S】昨年3歳マイル王ケイアイノーテック、砂で復活だ!

スポーツ報知
芝のG1馬ケイアイノーテックが二刀流で砂のタイトルも手にするか

◆第33回根岸S・G3(1月27日・ダート1400メートル、東京競馬場)

 昨年の3歳マイル王ケイアイノーテックが、第33回根岸S・G3(27日、東京)で新境地開拓を狙う。ダート重賞2勝の母ケイアイガーベラに続く走りを見せるか。

 昨年のNHKマイルCを制した後は重賞で〈5〉〈11〉〈6〉着。不振にあえぐディープインパクト産駒が砂上へ舞台を移す。「春まで放牧の選択肢もあったが、成績が物足りないから違う条件を試す」と平田調教師。母はダート7ハロン戦で7勝の巧者。「お母さんは走法から左回りが得意ではなかったが、この馬は府中が合う」と平田師はG1馬復活を期待する。

 適性を見るには十分な状態だ。栗東・CWコースで行った17日の1週前追いは6ハロン83秒4―11秒8。「昨秋は物足りなかったが、動きの切れ、行きっぷりがめっちゃ良かった」と手綱を執った藤岡佑は満足顔。黄金世代のG1馬が砂上でよみがえるか。

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