【川崎記念】今年最初の交流G1は7歳馬ミツバがG1初制覇 和田「出来が素晴らしかった」

スポーツ報知
川崎記念でG1を初制覇したミツバ(右)

 ◆第68回川崎記念・交流G1(1月30日、川崎競馬場・ダート2100メートル、良)

 JRA6頭を含む11頭によって争われた今年最初の交流G1は、和田竜二騎手が手綱を執った3番人気のミツバ(牡7歳、栗東・加用正厩舎)が直線で人気馬2頭の間を割るように伸びての差し切りでG1初制覇。ミツバの父カネヒキリは2009年の覇者で、父子制覇となった。

 2着は圧倒的な1番人気に推された昨年の覇者、ケイティブレイブ(福永祐一騎手))が入り、道中でまくり気味に浮上した2番人気の一昨年の覇者、オールブラッシュ(田辺裕信騎手)が3着だった。

 和田竜二騎手(ミツバ=1着)「(直線は)本当は外に出したかったんですが、流れ的にあそこ(2頭の間を)を突くのがいいかな、と思いました。馬の調子が本当に良かったので、いつもは(狭いところに突っ込むと)ひるむところがあるんですが、本当に素晴らしい出来だったんだと思います。以前に乗ったのは3歳の時だったので、当時から気ムラなところがあったんで、僕がブリンカーを着けたら、と言ったら、その後に(しばらくしてブリンカーを着けて)勝ちだしたので悔しい思いをした覚えがあります。久しぶりの騎乗で、結果出せてよかったですね。スタートをうまく切れたので、いつもより楽に先行できましたが、動くといつも甘くなったいたので、この馬のリズムで行きました。馬がこれまで以上に頑張ってくれたので、気ムラなところは出さずに集中して走れていました。強い勝ち方ができたと思うので、これからが楽しみです。川崎は昔も勝たせてもらいました(11年JBCクラシック、ワンダーアキュート)が、難しいコースですね。また来たいですね」

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