菜七子がＪＲＡ通算５０勝に王手　中京３Ｒをリチュアルローズで鮮やかに直線抜け出す！

　藤田菜七子騎手（２１）＝美浦・根本康広厩舎＝が２日、中京３Ｒ（４歳上５００万、若手騎手限定、ダート１２００メートル、１５頭立て）でリチュアルローズ（牝６歳、美浦・新開幸一厩舎）を勝利に導き、自身の今年２勝目で、ＪＲＡ通算５０勝に王手をかけた。勝ち時計は１分１２秒８。

　道中は好位を進み、直線で外に持ち出すと徐々に加速。懸命のアクションで長く脚を伸ばして、先に抜け出したタイムレスメロディを首差で差し切った。

　今年の初勝利を挙げた１月２７日の中京８Ｒ（コパノピエール）に続いて２週連続のＶ。根岸Ｓを制したコパノキッキングとのコンビで、ＪＲＡ女性騎手初のＧ１騎乗となるフェブラリーＳ（２月１７日、東京）への参戦も決まり、菜七子が勢いに乗ってきた。