【次回注目馬】初ダート&中距離で変わったペネトレーター 3戦目で勝ち上がりにメド

スポーツ報知

◆ペネトレーター(2月3日、京都1R・未勝利・ダート1800メートル=3着)

 スタートが遅く、これまで通りの後方待機策。4コーナーで内を通って中団まで進出し、直線は外に持ち出しながら馬の間を割って差を詰め、ゴールまで上位2頭にしぶとく迫った。

 芝1400メートル(8着)、同1600メートル(14着)の過去2戦は見せ場をつくれなかったが一変。新馬以来の手綱となった幸英明騎手は「しまいはいい脚で伸びてくれました。(ダートが)合っているんだと思います」と中距離ダート適性を評価した。

 時計短縮が課題となるが、砂をかぶってもひるまない根性は見せた。高橋康之調教師は「まだ成長段階」と話しており、心身ともに伸びしろが見込める。今後も牝馬限定戦を狙っていけば、近いうちにチャンスが訪れそうだ。(吉村 達)

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