【佐賀記念】ヒラボクラターシュが”代打”山本聡で重賞初V

スポーツ報知

◆第46回佐賀記念・交流G3(11日、佐賀・ダート2000メートル、重)

 11頭(JRA5、佐賀3、他地区3)によって争われ、3番人気を集めたヒラボクラターシュ(牡4歳、父キンシャサノキセキ、栗東・大久保龍志厩舎)が3番手から直線で脚を伸ばし、2番手で進めたリーゼントロック(松岡正海騎手)とのたたき合いを制して、重賞初制覇を飾った。鞍上の山本聡哉騎手(31)=岩手=は佐賀競馬で期間限定騎乗中で、代替開催になったこの日の東京競馬で騎乗していた福永祐一騎手の代打で、結果を出した。

 5番人気のリーゼントロックが2着、1番人気のテーオーエナジー(岩田康誠騎手)は最内枠から逃げたが、3着に敗れた。

 山本聡哉騎手(ヒラボクラターシュ=1着)「信じられない気持ちです。うれしいです。(騎乗依頼に)まずほんとに信じられない気持ちで、しっかり研究しました。緊張しました。展開は3番手ぐらいという指示でしたし、今日は川田(将雅騎手)さんがいらっしゃってるんですけど、福永(騎手)さんからの(同馬についての)伝言をいただいたんです。福永さんには岩手にも来ていただいて、よくしていただいているので、結果を出せてよかったです。向こう正面からの手応えが素晴らしくて、いい馬ですので、頑張ってほしいです。急きょ騎乗が決定して、乗せていただいた関係者のみなさんには感謝してますし、岩手競馬のためにという思いもあるので、本当にうれしいです」

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