【ダイヤモンドS展望】菊花賞3着馬ユーキャンスマイルが中心

スポーツ報知
ダイヤモンドSの登録馬。*騎手は想定

 第69回ダイヤモンドS・G3は16日、東京競馬場の芝3400メートルの舞台で行われる。

 菊花賞3着、万葉S2着と新たな長距離王のムード漂うユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が中心。前走の万葉Sは勝ったヴォージュの逃げに幻惑されたが、それでも直線鋭く伸びて鼻差まで迫った。キングカメハメハに秋華賞2着ムードインディゴの配合。新潟での勝ち星もあり、左回りで切れ味が鈍ることはない。

 咋年の目黒記念勝ち馬ウインテンダネス(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、あの驚がくのジャパンCで8着と善戦。東京2400メートルを2分22秒3で走り切った。前走の日経新春杯(11着)の惨敗が解せないが、騎乗した内田騎手は「いつも引っかかっていく馬が反応がなかった」とコメント。レースでのダメージはなく即反撃の構えだ。

 咋年3着のソールインパクト(牡7歳、美浦・戸田博文厩舎)は、豪州遠征(14、11着)明けの一戦も持久力勝負は望むところで東京コースも得意だ。

 ユーキャンスマイルと同じ上がりタイム(3ハロン34秒8)で万葉S3着のグローブシアター(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)、安定の末脚ルミナスウォリアー(牡8歳、美浦・和田正一郎厩舎)は、初めての3000メートル超への投入で新味に期待。(大上 賢一郎)

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