【フェブラリーS 菜七子にエール】名古屋競馬所属の木之前葵騎手「いつも通りの菜七子ちゃんで頑張って」

スポーツ報知
木之前葵

◆第36回フェブラリーS・G1(17日・ダート1600メートル、東京競馬場)

 私は今まで地方のG1に2回騎乗したことがあります。初めて乗ったのは14年のJBCレディスクラシック(盛岡)。名古屋のブレーヴスキーで14着に終わりましたが、緊張しっぱなしでした。

 もうひとつは16年のジャパンダートダービー。自分が所属する錦見厩舎のカツゲキキトキトで6着でした。その日の大井競馬場は特にお客さんが多く、歓声がものすごかったのを覚えています。今でも現役で活躍しているゴールドドリーム、ケイティブレイブと一緒に走ったのですが、レース中はとにかく必死でした。

 菜七子ちゃんが初めてのG1挑戦。私が声をかけるとすれば、『いつも通りの菜七子ちゃんで頑張って』。もともとスタートが上手でしたが最近は特に素晴らしく、それが勝ち星に結びついているのだと思います。プレッシャーはハンパないですが、今まで積み重ねてきたことを大舞台でやってほしいです。(名古屋競馬騎手)

 ◆木之前 葵(きのまえ・あおい)1993年7月10日、宮崎県北諸県郡三股町生まれ。25歳。13年4月に名古屋でデビューし、地方通算316勝。通算重賞5勝。149センチ、45キロ。血液型O。

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