ホクショウマサル、ばんえい新の２０連勝　２０年ぶり記録更新

　ばんえい競馬の第２４回１日目が１６日、帯広競馬場で行われ、第１１レース（２００メートル）で１番人気のホクショウマサル（牡８歳、坂本東一厩舎）が１分４０秒０（馬場水分１・５％）で勝利。昨年７月から２０連勝とし、サカノタイソン（９７年４月２６日～９９年１月２４日）を抜いて、２０年ぶりに最多連勝記録を更新した。

　第１障害を越えて先頭に立つと、じっくりためる余裕を見せて第２障害もひと腰でクリア。その後は２着オオゾラシンスケを引き離し、１５秒１差で圧勝した。２０連勝全てに騎乗した阿部武臣騎手（４６）は「うれしいですしホッとしています。記録が近づくにつれてプレッシャーが大きくなりましたが、いつも通りのレースを心がけました。これからも少しずつでも記録を残していきたい」と喜んだ。ここからは自身との戦いが続く。どこまで記録を伸ばすか注目される。