【大和S】ヤマニンアンプリメがオープン初勝利 今月末で引退の中村師「理想的な競馬」

スポーツ報知

 2月17日の京都11R・大和S(4歳上オープン、ダート1200メートル、13頭立て)は、3番人気のヤマニンアンプリメ(牝5歳、父シニスターミニスター、栗東・中村均厩舎)が直線で先行馬をまとめてかわし、オープン初勝利を飾った。勝ちタイムは1分10秒7。

 先行集団から少し離れた9番手を追走。大きく横に広がった直線は、馬群の真ん中を割って伸び、残り100メートルを切ったところで先に抜け出したジューヌエコールをかわし去った。

 今年初勝利となった鮫島良太騎手は「もう1回チャンスをいただけたので、結果を出したいと思っていました」とホッとした様子。「外に出せずに待たされて、進路を切り替えるまでに脚がたまったようです。馬は良くなっていますし、これからが楽しみです」と声を弾ませた。

 2月末で定年引退となる中村調教師は「ジョッキーが奮起して、うまく乗ってくれた。理想的な競馬だった。あとは(3月から厩舎を引き継ぐ)長谷川(技術調教師)に託して、さらなる活躍を祈っています」と笑みを浮かべていた。

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