【フェブラリーS】菜七子の師匠・根本調教師「これからあこがれられる存在になる」

スポーツ報知
菜七子の晴れ舞台を見守った根本調教師

◆第36回フェブラリーS・G1(2月17日・ダート1600メートル、東京競馬場、良)

 菜七子の師匠、根本調教師はこの日、東京競馬場で管理馬の出走はなかったが、まな弟子の晴れ舞台を見守った。最後方から追い込んでの5着に「馬券の対象になれば良かったけど、これだけ注目されたなか、ガチガチにならないで落ち着いて乗った。地に足がついていた」とひとまず及第点を与えたが、「馬なりで流れに乗るのはいいけど、位置取りの持ってき方はまだまだこれから」と注文も忘れなかった。

 とはいえ、女性騎手として初めてJRAのG1に出場。「菜七子にはすごいことと伝えてある。快挙ですよ。これから若い(女の)子が来て、あこがれられる存在になるでしょう。サポートもありがたい。最初の一歩だと思います」と騎乗依頼した関係者に感謝しつつ、今後のさらなる活躍を期待していた。

競馬

×