【次回注目馬】母がエリザベス女王杯Vのレインボーダリアの子、キートス能力高い

スポーツ報知

◆キートス(2月17日、東京5R・新馬戦、芝1800メートル=3着)

 最後の直線で馬群の間をぬって、上位をうかがった。上がり3ハロン最速33秒7の脚を使って、キートスは3着入線。グングン前へと力強く進む様は、3歳馬離れした力強さを感じさせた。「しまいはいい脚を使っていますし、勝ち気な感じの馬」と、和田竜二騎手も手応えを感じ取ったデビュー戦だった。

 馬体重408キロは、メンバー16頭中最軽量。それでも、和田騎手の右ムチが入るたびに、スムーズな足の運びで加速した。勝ったアイリスフィールも、もちろん強かったが、キートスの推進力は一際目立った。

 母のレインボーダリアは、12年エリザベス女王杯ウィナー。ラストレースとなった13年の同レースはくしくも、この日と同じ和田騎手が手綱を執った。小柄ながら力強さを見せた一戦。潜在能力は高い。(恩田 諭)

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