【フェブラリーS】7連勝でG1初制覇のインティが帰厩 和田助手「無事に戻ってこられました」

スポーツ報知
和田将人助手が差し出した青草をおいしそうにほおばったインティ

 フェブラリーSを逃げ切り、未勝利Vから7連勝でG1初制覇を果たしたインティ(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎)が一夜明けた2月18日、栗東トレーニングセンターの馬房で元気な姿を見せた。

 東京競馬場から、日付が変わった午前1時頃に帰厩。担当の和田将人助手は「さすがに疲れは見せましたが、僕のことをかんでくるほどだから、余力もあるんでしょう。無事に戻ってこられました」と安心した様子で担当馬の鼻面をなでた。

 「当日はすごくテンションが高かったんですが、レースは今までで一番スムーズ。1000メートルの通過タイム(1分0秒2)を聞いて『もつかな』と思いました」。果敢にハナを切った武豊騎手の絶妙なペース配分を称賛した。

 開業12年目の厩舎にとって、待望のJRA・G1初勝利となった。同助手は「(野中調教師は)じっくり馬をつくっていく先生。かなり我慢してレースを使ってきたので、喜んでくれていると思います」とかみ締めるように話した。今後は国内だけにとどまらない活躍も期待される。「まずはしっかり疲れを取ってあげたい」と新ダート王のさらなる飛躍を祈っていた。

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