【中山記念】スワーヴリチャード、ドバイ遠征の前哨戦でも本領発揮だ

スポーツ報知
ドバイへ弾みをつけたいスワーヴリチャード

◆第93回中山記念・G2(24日・芝1800メートル、中山競馬場)

 中山記念・G2(24日、中山・芝1800メートル)で、昨年の大阪杯を勝ったスワーヴリチャードが始動する。昨秋のG1・2戦が〈10〉〈3〉着と不完全燃焼。放牧を挟んで立て直し、復権を目指す3か月ぶりの実戦へ「秋にはなかった近寄りがたいオーラが出ている」と庄野調教師は仕上がりに自信を持つ。

 13日にMデムーロが騎乗し、栗東・CWコースで1週前追い切り。馬なりで併走馬を4馬身突き放す豪快さだった。「馬の後ろで折り合い、ゴール板までしっかり左手前で走っていた。秋よりやる気や活気があるし、筋肉の張りもいい」とトレーナー。課題の発馬も、中間にゲート練習を繰り返し「駐立がしっかりできている」と成果が出ている。

 目標は次戦に予定するドバイ・シーマクラシック・G1(3月30日、メイダン競馬場・芝2410メートル)だが、前哨戦から本領発揮の態勢は整っている。G1馬5頭が激突する戦いを制し、胸を張って海を渡る。

競馬

×