17年桜花賞馬レーヌミノルが引退 繁殖入り 昨年愛知杯Vエテルナミノルも

スポーツ報知
レーヌミノル

 JRAは20日、17年の桜花賞を制したレーヌミノル(牝5歳、栗東・本田優厩舎)が同日付で競走馬登録を抹消し、北海道・新ひだか町のフジワラファームで繁殖馬となることを発表した。通算成績は20戦3勝。通算獲得賞金は2億3009万1000円。

 同馬は父ダイワメジャー、母ダイワエンジェル(父タイキシャトル)の血統で、16年8月の小倉でデビュー。新馬勝ち直後に臨んだ小倉2歳Sで重賞初制覇。その後は阪神JF3着など、重賞で善戦が続き、報知杯FR2着のあとに向かった桜花賞で、初めてコンビを組んだ池添謙一騎手のリードで8番人気ながら優勝、G1ウィナーの仲間入りを果たした。その後は重賞戦線に起用され続けたが、勝利はなく、2月16日の京都牝馬S(11着)がラストランとなった。本田調教師は「期待通りに走ってくれたし、けがもなく繁殖に上がってくれてよかった。いい子を出してくれたら」と話した。

 また、同じ本田厩舎所属で、馬主も同じ吉岡実オーナーが所有する、昨年の愛知杯の勝ち馬エテルナミノル(牝6歳、父エンパイアメーカー)も20日付で引退、レーヌミノル同様に北海道・新ひだか町のフジワラファームで繁殖馬となることがJRAから発表された。通算成績は30戦6勝。獲得賞金は1億4114万2000円。

競馬

×