【報知杯弥生賞】ニシノデイジーぶっちぎり!かかり気味でも負荷しっかり

スポーツ報知
併走馬を置き去りにしたニシノデイジー

◆報知杯弥生賞1週前追い切り(20日・美浦トレセン)

 報知杯弥生賞・G2(3月3日、中山競馬場)に出走予定のニシノデイジー(牡3歳、美浦・高木厩舎)が20日、美浦・Wコースで1週前追い切りを行った。

 6ハロンからドウカンヤマ(6歳1000万)を追走する形でスタートしたが、行きたがる面をみせて3~4コーナーのカーブで早々とパス。直線は相手がついてこれず、最終的に単走でフィニッシュした。騎乗した勝浦は「もともとかかるところがあるが、今日も徐々に行きたがった。並んだら引っかかったけど、暴走したわけではない。やろうとしていることとは違ったが、ある程度しっかりやれました」と説明。併せ馬の形にはならなかったが、いっぱいに追われて82秒4秒―12秒7をマークし、時計はほぼ予定通り。1週前に負荷をかけるテーマはクリアできた。

 昨年は重賞を2勝し、ホープフルSは3着。クラシックへ向けた今年初戦に、高木調教師は「大きく変わった感じはないが、特に不安もなく順調にきています」と期待する。伝統のG2を制して堂々、本番へ駒を進めたい。(西山 智昭)

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