【チューリップ賞】2歳女王ダノンファンタジー、鋭い伸びでラスト11秒7

スポーツ報知
ラストを鋭く伸ばしたダノンファンタジー

◆チューリップ賞1週前追い切り(20日・栗東トレセン)

 チューリップ賞・G2(3月2日、阪神・芝1600メートル)で始動する昨年の2歳女王ダノンファンタジーが20日、栗東・CWコースで1週前追い切りを消化した。川田が騎乗して単走。濃霧のため直線のみのタイム計時となったが、鞍上のアクションにラスト11秒7と鋭い伸びで応え、順調ぶりをアピールした。

 「カイバ食いも問題はなく、順調です。動きも良かったですね」と猿橋助手。時期的にまだ成長の余地を残していると強調しつつ、「いい状態を維持できている感じです」とうなずいた。

 先を見据え、調教ではテンションのコントロールや走りの操作性向上に取り組んでいる。同助手は「スピードと能力があるのは分かっています。これまで競馬はスムーズにできていますからね」と、G1勝ちした舞台でのV発進へ自信をのぞかせた。

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