【中山6R新馬戦】パラダイスリーフがデビューV 全兄は重賞2勝のゼーヴィント 石橋「闘争心を出してくれた」

スポーツ報知
中山6Rで新馬勝ちしたパラダイスリーフ

 2月23日の中山6R・3歳新馬戦(芝2000メートル=16頭立て)は、ディープインパクト産駒のパラダイスリーフ(牡、美浦・木村哲也厩舎)が、1番人気に応えてデビュー勝ちを飾った。七夕賞など重賞2勝を挙げたゼーヴィントの全弟。勝ち時計は2分3秒4。

 スタート直後に追っつけて位置を取りに行くと、2コーナー過ぎでは少しポジションを下げる場面も。そこから我慢して好位をキープ。直線で仕掛けると大きなストライドで脚を伸ばして抜け出した。

 石橋脩騎手は「返し馬から元気が良かったけど、思うように行かなくて、追っつけて馬の間に入れたら闘争心を出してくれた。そのまま行けると思ったけど、1、2コーナーで下げたらフワッとしてしまって、そこからは僕と馬との勝負だった。でも直線まで我慢してくれたら、手前を替えてスッと伸びてくれた。レースが終わってからも、そんなに疲れた感じではなかったので、持ってるものは持っている」と、気性的な幼さを課題に挙げつつ、素質の高さを評価した。

 全兄ゼーヴィントも管理した木村調教師は「まだまだこれからの馬。(5月28日の)遅生まれで成長待ち(の段階)なので、じっくりやっていきます」と、今後の見通しを語った。

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