ブロンデル騎手が59戦目でJRA初勝利…中山7Rをサリネロで逃げ切る

スポーツ報知

 フランク・ブロンデル騎手(44)=フランス=は23日、中山7R・500万(ダート1200メートル)を、サリネロ(牝5歳、父アンクルモー、美浦・中川公成厩舎)で勝ち、JRA通算59戦目で初勝利を挙げた。初騎乗は2010年11月28日のジャパンC・G1のシュリスデゼーグル(9着)。

 スタートから先頭に立ち、4角もトップ通過。最後の直線でブロンデル騎手の右ムチが入り、後続の追い上げをかわし、鼻差で逃げ切った。「非常に喜んでいます。最後の週に勝てて本当に良かった」と笑顔がこぼれた。

 ウィナーズサークルには松岡、田辺、ミナリクら騎手仲間も駆けつけ、JRA初勝利を祝った。2か月の短期免許で来日し、今週が最終週。今年はこのレースが58戦目(この日は3レース目)。2010年にジャパンCで来日し、手綱をとっているため、59戦目での初勝利となった。

 「(日本の競馬は)ジョッキーみんなが仲がいいし、素晴らしい中で競馬をされている。いい思い出で、フランスに帰れます」と会心の勝利に目を輝かせた。

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