【水仙賞】アドマイヤスコールがゴール前で差し切る! Mデムーロ「まだ本気で走っていない」

スポーツ報知
中山9Rの水仙賞を制したアドマイヤスコール

 2月23日の中山9R・水仙賞(3歳500万、芝2200メートル=11頭立て)は、1番人気に支持されたアドマイヤスコール(牡、父ディープブリランテ、美浦・加藤征弘厩舎)が、ゴール前で差し切って2勝目を挙げた。勝ち時計は2分12秒5。

 粗削りな走りが、かえって能力を感じさせた。前半は出たなりで中団を進むと、3コーナー過ぎからミルコ・デムーロが右ムチを入れながら前へ進出。直線でもエンジンがかかるまで時間がかかったが、ゴール前でひと伸びして差し切った。

 初勝利を挙げた10月13日の未勝利戦(東京・芝1800メートル)以来、3走ぶりにコンビを組んだMデムーロは「まだ本気で走っていない。フラフラしていたし、(直線で)1頭になってから物見をしていた。能力はある」と、課題を口にしながら伸びしろに期待した。

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