【仁川S】テルペリオンが早め先頭から押し切りオープン初勝利 松若「動ける体になっていました」

スポーツ報知
11R 仁川ステークス テルペリオン(左)が熾烈な2着争いを尻目に2馬身差の完勝

 2月23日の阪神11R・仁川S(4歳上オープン、ダート2000メートル、16頭立て)は、8番人気のテルペリオン(牡5歳、父フリオーソ、栗東・寺島良厩舎)が先行策から直線で抜け出して快勝。昇級2戦目でオープン初勝利を挙げた。勝ちタイムは2分5秒7。

 スタートを決めると、先手を主張したオルナを行かせて2番手。3コーナーで後続が迫ってきたが、自身も馬なりでピッチを上げ、4コーナーで前をかわして先頭へ。直線は追いすがるライバルを尻目に差を広げ、2馬身差をつけた。

 松若風馬騎手は「前走より馬体が絞れて、動ける体になっていました。先頭に立つ時も楽でしたし、早めに来られてもしっかり対応してくれました」と強い内容に胸を張った。

 昇級初戦だった前走(アルデバランS=11着)はプラス14キロ。12キロ絞ってリベンジを果たした寺島調教師は「2000メートルがどうかと思っていて、じっくり乗ってもらおうと考えていました。レースがゆったり流れてくれて、思った通りの展開になりましたね」と笑顔でメイン制覇を振り返った。次走は名古屋大賞典(3月14日、名古屋)か、マーチS(3月24日、中山)で重賞初制覇を狙う。

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