【次回注目馬】昇級初戦で3着のオルダージュ 北村宏も「展開次第だと思う」と手応えあり

スポーツ報知

◆オルダージュ(2月23日、中山4R・3歳500万、ダート1200メートル=3着)

 7番人気の低評価だった昇級初戦でもクラスで通用するめどを立てた。3番枠から好スタートを決めて、内から積極策に出てきたテンブンにハナを譲ったが、道中は2番手で折り合った。直線では押し切る勢いで先頭に立ち、ゴール前で上位馬の強襲を許して3着となったが、0秒3差と大きくは負けなかった。

 初コンビだった北村宏司騎手は「2番手でハミがかりが強かったが、スムーズに走ってくれた。直線で先頭に立ってから、(前に)目標が無くなって、頑張りきれない面もあった。それほど離されていないし、展開次第だと思う」と手応えを口にした。芝のデビュー戦を含めて、全5戦で逃げるか好位2番手につけており、確かなテンのスピードは武器。直線の短い小回りの舞台で、引き続き上位争いを繰り広げられるだろう。

(坂本 達洋)

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