【フラワーC】コントラチェック、逃げ切って重賞初V!14年バウンスシャッセとの姉妹制覇

スポーツ報知
楽々と逃げ切ったコントラチェック

◆第33回フラワーカップ・G3(3月16日、中山・芝1800メートル、良)

 第33回フラワーC・G3が16日、中山競馬場の芝1800メートルで行われ、2番人気のコントラチェック(丸山)が逃げ切って重賞初タイトルを獲得。14年の覇者バウンスシャッセとの姉妹制覇が実現した。

 スピードの絶対値が違った。好スタートからハナに立つと、直線も脚いろは衰えず2馬身半差で快勝。初騎乗の丸山は「スピードが全然違った。何度か重賞を勝たせてもらってますけど、一番楽な重賞でしたね。このスピードで、また最後にギアが上がる。いい馬ですね」と絶賛の嵐だった。

 今後について、藤沢和調教師は「一回放牧に出します。桜花賞は(間隔が)近いから」と説明。馬主キャロットファームの秋田博章代表も「当初からオークス(5月19日、東京)の予定だったんだけど、NHKマイルC(同5日、東京)かそこしかないからね」と見通しを口にした。どちらになるにせよ、次はG1の舞台で自慢の速力を披露する。(西山 智昭)

 ◆コントラチェック 父ディープインパクト、母リッチダンサー(父ホーリング)。美浦・藤沢和雄厩舎所属の牝3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は5戦3勝。総収得賞金は5655万9000円。重賞初制覇。馬主は(有)キャロットファーム。

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