【日経賞】エタリオウ重賞初制覇へ抜かりなし!友道調教師「集中できていた」

スポーツ報知
併せたエタリオウ(右)は最後まで集中した走りを披露

◆日経賞追い切り(20日・栗東トレセン)

 日経賞・G2(23日、中山・芝2500メートル)で重賞初制覇を目指す昨年の菊花賞2着馬エタリオウが20日、栗東・坂路で追い切った。インヴィクタ(5歳500万)を4馬身ほど後ろに置いてスタート。ラスト1ハロンをしっかり追われ、53秒4―12秒7で併入した。

 攻め馬駆けしないタイプだけに動きは目立たないが、友道調教師は「最後まで気を抜かず走っていた。集中できていたのはいいこと」と納得の表情。帰厩から約1か月半の豊富な乗り込みで態勢は整っている。

 1勝馬ながら6度の2着があり、日本ダービーでも4着。ハイレベル世代のトップと常に接戦を演じてきた。友道師は「本来は広いコースの方がいい。中山がどうか」と指摘するが、地力の高さで大目標である天皇賞・春へ弾みをつける。

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