【毎日杯】ヴァンドギャルド、ルメール騎手も納得の５１秒４

◆毎日杯追い切り（２０日・栗東トレセン）

　毎日杯・Ｇ３（２３日、阪神・芝１８００メートル）で重賞初制覇を目指すヴァンドギャルドが２０日、栗東のＣＷコースで行った最終追い切りで力強い走りを見せた。

　フランドル（６歳１０００万）を２馬身追いかけ、直線で馬体を併せると、４ハロン５１秒４―１２秒０で１馬身前に出てフィニッシュ。手綱を執ったルメールは「動きは問題なかった。コンディションは良さそう」と、体調の良さを感じ取った様子だ。

　２走前のホープフルＳ（６着）は直線で不利があり、前走のきさらぎ賞（４着）は雨が影響した。「心身ともに発展途上だが、この時期なのでクラシックを狙っていかないと。能力を出せたら」と藤原英調教師は声に力を込めた。（橋本　樹理）