【君子蘭賞】ステファノス全妹リャスナ、瞬発力抜群!

スポーツ報知
厩舎周りを引き運動で調整されるリャスナ(カメラ・高橋 由二)

◆君子蘭賞(3月23日・芝1800メートル、阪神競馬場)

 3歳牝馬限定の500万・君子蘭賞(23日、阪神・芝1800メートル)に出走するリャスナは、14年の富士Sを勝ち、芝2000メートルのG1で3度の2着があるステファノスの全妹。既走馬相手のデビュー戦を鋭い末脚で差し切り、良血ぶりを見せつけた。

 「能力があるのは確かだと感じました」と高野調教師は高いレースセンスや、父ディープインパクト譲りの瞬発力を高く評価する。一方で「マイナス体重になると思います」と肉体面の成長を課題に挙げるが、今週の栗東・坂路でラスト12秒2と切れのある走りを披露。態勢は整っている。

 無傷の2連勝を飾れば、オークス(5月19日、東京)などの大舞台も具体的な目標となってくる。「勝てば、そういう話は出てきてもおかしくありません」と高野師。遅れてきた大物となる可能性は十分に秘めている。

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