【高松宮記念】菜七子騎手、スノードラゴンをG1勝利導いた大野騎手から極秘アドバイス

スポーツ報知
スノードラゴンで2度目のG1レースに挑む藤田菜七子(カメラ・池内 雅彦)

◆第49回高松宮記念・G1(3月24日・芝1200メートル、中京競馬場)

 3週連続Vで好調を維持する藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本厩舎=が、極秘アドバイスを胸に、高松宮記念で2度目のG1に挑む。

 コンビを組むのは14年のスプリンターズSを制したG1馬のスノードラゴン。15日の1週前追い切りで騎乗した際に「すごく背中も良いですし、さすがG1ホース」と菜七子は感触をつかんだが、不振の11歳馬を覚醒させるために、初のG1タイトルに導いた大野騎手から助言をあおいだ。具体的に明かさなかったものの、馬の特長など様々な情報をキャッチしたことで、自分の中のイメージは固まりつつある。

 JRA女性騎手として初めてG1を経験した2月のフェブラリーS(コパノキッキング=5着)に続く2戦連続のG1騎乗に注目は集まるばかり。そのパートナーは次走で東京スプリント・交流G3(4月10日、大井)出走が決まった。次々と大舞台が迫る菜七子の注目度は増す一方だ。

 今週は土日ともに中京競馬で騎乗。19年初白星を挙げた相性のいい舞台で、「コースは広いですし、きれいな競馬場ですし、いいイメージです」と自信を見せる。菜七子フィーバーを横目に、平常心を保ち、競馬に臨む21歳。初めてまたがるG1馬とのコンビから目が離せない。(松浦 拓馬)

競馬

×