高知競馬が初の1日売得金10億円超え 武豊がハルウララに騎乗した03年3月22日を上回る

スポーツ報知

 高知競馬は第18回黒船賞・地方交流G3が行われた3月21日、歴代レコードとなる1日の売得金10億3090万900円を記録した。1日売り上げ額では過去最高だった2003年3月22日の8億6904万2500円を16年ぶりに上回った。

 過去最高を記録した03年3月22日の高知競馬は第7回黒船賞に加え、YSダービージョッキー特別で「負け組の星」として、全国的に大きな注目を集めていたハルウララに武豊騎手が騎乗し、日本中で大フィーバーが巻き起こった日だった。

 サクセスエナジー(松山弘平騎手)が断然の1番人気に応えた黒船賞の売得金は4億3564万5100円。昨年の3億5302万5900円を上回り、こちらも同レースの売上レコードを更新した。

 高知競馬は03年春には累積赤字が88億円まで膨らみ、廃止寸前まで追い詰められた。だが、JRAとの連携や馬券のインターネット販売の本格化、ナイター開催などで、経営危機を乗り越えた。18年度の総売り上げは初の400億円超えの見込みとなっており、3年連続で過去最高の売り上げ更新が確実となっている。

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