【高松宮記念・ワタシの◎ 別府真衣】ダノンスマッシュ、重賞連勝の内容が素晴らしい!
◆第49回高松宮記念・G1(24日・芝1200メートル、中京競馬場)
今年の春もG1は「UMAJO(うまじょ)報知」にお任せ。スプリント王決定戦、高松宮記念(24日、中京)では、地方所属の女性騎手3人によるリレーコラム「ワタシの◎」の別府真衣騎手=高知=がダノンスマッシュを本命視。ロードカナロアと同じ道のりを歩む新星が、父が成し遂げられなかった4歳でのVを果たすとみた。
黒船賞があった21日、高知競馬は初めて10億円を超える売り上げを記録しました。一時は存続のピンチになったことがあるだけに、この盛り上がりは本当にうれしいです。そんな高知で4月に新人女性ジョッキーの浜尚美ちゃんがデビューします。明るくて、とても元気な17歳の女の子。ますます注目度は高くなるはずで、先輩として一緒に頑張らないとと思っています。
春シーズンもG1予想コラム、よろしくお願いします。高松宮記念はダノンスマッシュにしました。京阪杯、シルクロードSと重賞2連勝の内容が素晴らしい。スタートが上手で、いいポジションを取ることができ、道中ではためが利きます。直線では抜け出すタイミングをじっくり待って、ゴール前は余裕たっぷり。「強い!」と言うしかありません。乗りやすそうでレースが上手。理想的なスプリンターです。
さすが名馬ロードカナロアの息子ですね。力通りの競馬を期待しています。(高知競馬騎手)
【別府真衣騎手の印】
◎(13)ダノンスマッシュ
○(9)ナックビーナス
▲(15)モズスーパーフレア
★(12)ロジクライ
△(6)アレスバローズ
△(8)レッツゴードンキ
△(16)デアレガーロ
◆別府 真衣(べっぷ・まい) 1987年12月8日、高知県高知市生まれ。31歳。05年10月に高知でデビュー。地方通算715勝。通算重賞4勝。所属厩舎の別府真司調教師は実父。愛称は「まいーご」。夫は高知の宮川実騎手。151センチ、41キロ。血液型O。