【高松宮記念 田中歩の馬と歩もう】ダノンスマッシュの美しいフォームに魅了されます!

スポーツ報知
田中歩アナは父の管理馬ショウナンアンセムにも注目(左は稲葉助手、本人提供)

◆第49回高松宮記念・G1(24日・芝1200メートル、中京競馬場)

 今年の春もG1は「UMAJO(うまじょ)報知」にお任せ。スプリント王決定戦、高松宮記念(24日、中京)では、フェブラリーSで3連単的中と昨秋からの好調が続くコラム「馬と歩もう」の田中歩フリーアナウンサーがダノンスマッシュを本命視。ロードカナロアと同じ道のりを歩む新星が、父が成し遂げられなかった4歳でのVを果たすとみた。

 いよいよ4週連続でG1ウィークです。花粉症に負けず…気合を入れて予想致します!

 さて、ファインニードルの引退で短距離王が不在ですが、ここはダノンスマッシュを本命に。スプリント路線に起用されてからは安定感抜群のオール連対。重賞連勝も力がなければ成し得ません。2か月ぶりでも中間はじっくり乗り込まれ、1週前には自己ベストの49秒7をマークしました。その美しく走る姿にも魅了されますし、本当にフォームがきれい。鞍上の北村友騎手と息がぴったりなのだと思います。

 対抗にはレッツゴードンキ。今年こそと思っている方も多いのではないでしょうか。昨年は、本命にして鼻差の2着。一昨年も2着。経験値はもちろんのことですが、そのぶんの年齢を感じさせないパワフルな走りはやはり男勝り。「悔いのない仕上がりに」と、陣営の想いがここでつながってほしいです。

 3番手には父の厩舎のショウナンアンセムを。担当の稲葉元博助手とともにG1初挑戦となります。前走のオーシャンSは久々の短距離で、速い流れにも対応してくれました。最終追い切りは父が跨り、しまいは伸びのある走り。思い通りの追い切りだったと聞いています。左回りの方が得意なので、荒れて時計がかかるような馬場なら展開が味方してくれそう。大穴となるでしょうし、挑戦する立場として、アンセム君のいつもの闘志むき出しな走りを期待します! (フリーアナウンサー)

【田中歩アナの印】

◎(13)ダノンスマッシュ

○(8)レッツゴードンキ

▲(7)ショウナンアンセム

★(3)ミスターメロディ

△(15)モズスーパーフレア

△(9)ナックビーナス

△(6)アレスバローズ

 ◆田中 歩(たなか・あゆみ) 茨城県出身。大学卒業後、客室乗務員を経てフリーアナウンサーに転身。現在、グリーンチャンネル「海外競馬中継」「Go Racing!」や南関東地方競馬中継などに出演中。昨秋のG1シーズンで実施した馬券プレゼントは13戦で9回の成功。父は美浦の田中剛調教師。

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