【中山5R3歳未勝利】ホエールキャプチャの初子アルママが8戦目でやっとV

スポーツ報知

 3月23日の中山5Rの3歳未勝利戦(芝1800メートル=16頭立て)でアルママ(牡、父オルフェーヴル、美浦・畠山吉厩舎)がゴール前で差し切り勝ち。2012年ヴィクトリアマイル・G1を制すなど重賞5勝を挙げた名牝ホエールキャプチャの初子。惜敗続きだった良血馬がうれしい初勝利となった。勝ちタイムは1分50秒7。

 ゴール前でブラッドストーンを頭差で差し切った。デビュー戦から8戦連続コンビを組む柴田大騎手は「良かったー。ホッとしました」。待ち望んだ初勝利を喜ぶよりも安心したかのようだった。

 発馬はスムーズだったが、「(前に)行く馬がいなかったので、主張していった。でも、ハナにいったら、ブレーキ、ブレーキで…。途中で(武)豊さんの(騎乗するブラッドストーン)が行ってくれて」(柴田大騎手)。その後ろに位置取り、そこで安定感が出た。3角3番手、4角は2番手に押し上げ、最後の直線で競り勝った。

 デビューから2、6、2、4、2、3、2着と惜敗続きに8戦目で終止符を打ち、「これで次につながる」と柴田大騎手。良血馬がやっと“春”を迎えた。

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