【君子蘭賞】フェアリーポルカが直線抜け出しでV 今後の目標はオークス

スポーツ報知
フェアリーポルカ(左)がサムシングジャストの追撃を振り切る

 3月23日の阪神9R・君子蘭賞(芝1800メートル、3歳500万、牝馬限定、11頭立て)は、2番人気のフェアリーポルカ(栗東・西村真幸厩舎、父ルーラーシップ)が制し、オープン入りを決めた。勝ち時計は1分46秒8。

 同馬は中団で待機すると、直線で外から力強い脚で抜け出した。和田竜二騎手は「外回りだったけど、ストライドが大きいので早めに動きました。操縦性が良く、思っていた以上に切れてくれました。距離については、もっと長くても大丈夫と思います。一戦ごとに成長していて、今後が楽しみです」と評価していた。

 昨年暮れに新馬勝ちしたルーラーシップ産駒は、続く若駒Sでヴェロックスなどの強豪牡馬を相手に3着と好走。今回は牝馬限定の自己条件で2勝目を挙げた。管理する西村調教師は「前走後はリフレッシュ放牧に出して、いい状態で戻ってきました。『2400メートルに延ばしても大丈夫』とジョッキーは言ってくれました。今後はオークス(5月19日、東京)を目標に、どこを使うか考えていきたいです」とコメントした。

 2着には外から伸びた8番人気のサムシングジャスト(松山弘平騎手)、直線で伸びてきた3番人気のビックピクチャー(福永祐一騎手)が3着に入った。

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