【毎日杯】ランスオブプラーナ、逃げ切って重賞初制覇!松山騎手「強い競馬でした」

スポーツ報知
逃げ切りVを飾ったランスオブプラーナ(左)。右は2着のウーリリ

◆第66回毎日杯・G3(3月23日・芝1800メートル・阪神競馬場、良)

 第66回毎日杯・G3は阪神の芝1800メートルで13頭によって争われ、最内枠から先手を取った3番人気のランスオブプラーナ(牡3歳、栗東・本田厩舎)が逃げ切り、重賞初制覇を飾った。

 前半3ハロンが36秒5のマイペースでレースをつくると、直線に入っても余力たっぷり。ラスト3ハロンは11秒台のラップを刻んで後続を完封した。「速い、遅いよりはこの馬の走りやすいリズムで。リズム良く行けたので最後までしっかり伸びて、強い競馬でした」。2走前からコンビを組む松山はパートナーをたたえた。

 今後は皐月賞(4月14日、中山)かNHKマイルC(5月5日、東京)へ向かう。「馬の回復を見て決める。マイルも2000メートルも問題ないから」と本田調教師。先行して【3210】。クラシック参戦なら展開のカギを握ることになりそうだ。(橋本 樹理)

 ◆ランスオブプラーナ 父ケープブランコ、母マイプラーナ(父マンハッタンカフェ)。栗東・本田優厩舎所属の牡3歳。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産。通算6戦3勝。総収得賞金は7008万円。重賞初勝利。馬主は五影慶則氏。

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