【高松宮記念】3番人気のミスターメロディがG1初制覇 3連単は449万円の大波乱

スポーツ報知
高松宮記念・G1ミスターメロディ(右)が混戦のゴール前を制す

◆第49回高松宮記念・G1(3月24日・芝1200メートル、中京競馬場、良)

 春のG1シリーズ開幕を告げる短距離G1は、福永祐一騎手が騎乗した3番人気のミスターメロディ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎、父スキャットダディ)が好位から抜け出し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分7秒3。

 半馬身差の2着には、12番人気のセイウンコウセイ(幸英明騎手)。内から伸びた際どい3着には17番人気のショウナンアンセム(藤岡康太騎手)が入り、3連単の配当は449万7470円の大波乱となった。

 福永祐一騎手(ミスターメロディ=1着)「やりたい競馬が出来ました。最後は馬に頑張ってもらうだけでしたが、よく頑張ってくくれた。初めての1200メートルでスタートは良かったけど、じっとしていれば(後ろに)置かれそうだったので若干促してポジションを取りに行った。直線は内を突こうと持ったが、いいタイミングでスペースが空いてくれた。慌てずに自分のタイミングで行けた。ずっとコンディションが良かったので、きょうは何としてもいい結果を出したかった。センスの高さを感じるし、ダートも走る馬。このあとは、いろんな選択肢が出てくると思う。(19日に死んだ)キングヘイローがあと押ししてくれた気がする」

競馬

×