【次回注目馬】ＯＰ特別４勝目を挙げたマイネルプロンプトがＪＧ１でも　森一騎手「１年前よりも成長」

◆マイネルプロンプト（３月２３日、中山８Ｒ・ペガサスＪＳ・障害直線芝３３５０メートル＝１着）

　道中は絶好の２、３番手を楽に追走。最後の直線であっさり抜け出すと、最後は追い上げるシングンマイケルを２馬身半退けて快勝した。昨年暮れの中山大障害で３着に好走した実力を示した。

　馬体重が１２キロも減っていたが、「精神面も含めて、いい状態。余裕を持ってレースができました。中山は合うし、１年前よりも成長して力をつけている。速いペースにも対応できるし、自分のしたい競馬ができます」と森一馬騎手はパートナーの走りをたたえた。

　このあとは状態次第になるが、ＪＧ１の中山グランドジャンプを目標に据える。オジュウチョウサンが待ち受ける一戦。上昇度を味方に、絶対的王者にどこまで迫るか興味深い。（春木　宏夫）