明日への予習です(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、今日は本当にどーでもいい話。純粋に競馬だけが好きな方は飛ばしちゃってください。今週の栗東出張中。アニメ「タッチ」の総集編が放送されてまして、録画していたのです。実はワタクシの自宅、全巻そろっている漫画が7、8本ほどあるのですが、タッチその一つ。とはいえ、ここ数年は恐らく読み返したりしておりません。ということで、久々にアニメで最初から見返すことになったのです。

 その総集編、まだ和也クンが亡くなる前までの話で、正直プロローグぐらいまでしか進んでいない感じ。そんなわずかな部分しか見ていないんですが、いや~、南ちゃんが長らく多くの男性のアイドル的な存在だったというのがよく分かる。要所、要所で男心をくすぐるような言葉を言いおるんですよ。しかも、時には優しく、時には突き放し、高校生だというのに何とメリハリの利いたこと…(漫画って分かってますからね、念のため)。

 普通ね、ワタクシも最初に見てから30年近く経っているワケで、色々な漫画やドラマも当時と見方が変わってきます。例えばドラマの「東京ラブストーリー」。月曜9時にリアルタイムで見ていた中学生の頃は主人公のリカ(鈴木保奈美さん)にとって、何て可哀相な結末なんだと思っていましたが、30歳前後で見た時にはリカは何て自分勝手なんだと考えるようになっていた。特に人生で辛い経験をしたってワケでもないんですけどね。

 話はそれましたが、そんな中でも南ちゃんは「別格」。これからアニメを見つつ、久々にどっぷりと浸かろうかなと思っとります。ということで、10年近くは続けているPOG情報を進めていきましょうか。

 明日の阪神9Rではゆきやなぎ賞が行われます。ここは1冠目の皐月賞ではなく、2冠目の日本ダービーを見据える組が出走してくるレースです。まずは須貝厩舎に戻ってきました、ゴールドシップの全弟、ゴールドフラッグ(牡、父ステイゴールド)です。前走後はソエの治療を行っていましたが、馬体は大きくなっての帰厩です。「徐々に力をつけているという感じかな。距離は問題ないと思う。気の悪い面を出さずに運べれば」と須貝調教師は期待していました。

 久々の実戦となれば、池江厩舎のヴェルテアシャフト(牡、父ディープインパクト)も同じこと。こちらは昨年末の新馬勝ち以来となります。「牧場で乗り込んできて、状態はいいですよ。距離は延びてもいい感じ。メンタルで何をするか分からないような面もありましたが、真面目になってきました」と池江調教師は休養効果を感じ取ります。デビュー2戦目で、3か月ぶりので2400メートルは楽ではありませんが、母に米G1馬を持つ血統馬が初戦から軌道に乗っていけるのか。

 あとは友道厩舎のエタリオウ(牡、父ステイゴールド)かな。前走は道中の位置取りから厳しいかなと思いましたが、後方から息の長い末脚で2着。力はあります。「前走はブリンカーを外したんですが、今回は着けます。距離は延びた方がいいと思うし、能力はあります」と友道調教師。前走は直線で内へもたれ、他馬にも迷惑をかけるような競馬になっただけに、「真っすぐ走ってくれれば」とスムーズなレース運びで2勝目を狙います。

 ということで、少しだけ明後日の話題。明後日は東西で桜花賞トライアルが行われます。ここで優先出走枠が5枠埋まることになるんですが、その前に久々に予習というか、今年も桜花賞を見据えた賞金ボーダー表を作ってみました。個人的に900万を超えていても、桜花賞はどうかなという馬は省いています。

優先=チューリップ賞〈1〉

ラッキーライラック(牝、父オルフェーヴル)=栗東・松永幹

優先=チューリップ賞〈2〉

マウレア(牝、父ディープインパクト)=美浦・手塚

優先=チューリップ賞〈3〉

リリーノーブル(牝、父ルーラーシップ)=栗東・藤岡

〈4〉アーモンドアイ(牝、父ロードカナロア)=2300万、美浦・国枝

〈5〉プリモシーン(牝、父ディープインパクト)=2150万、美浦・木村

〈6〉ロックディスタウン(牝、父オルフェーヴル)=1950万、美浦・藤沢和

〈7〉モルトアレグロ(牝、父Speightstown)=1900万、美浦・武井

〈8〉アンヴァル(牝、父ロードカナロア)=1700万、栗東・藤岡

〈9〉コーディエライト(牝、父ダイワメジャー)=1600万、栗東・佐々木

〈10〉レッドサクヤ(牝、父ディープインパクト)=1400万、栗東・藤原英

〈11〉アマルフィコースト(牝、父ダイワメジャー)=1200万、栗東・牧田

〈12〉ツヅミモン(牝、父ストロングリターン)=1150万、栗東・藤岡

〈13〉スカーレットカラー(牝、父ヴィクトワールピサ)=1100万、栗東・高橋亮

〈13〉フィニフティ(牝、父ディープインパクト)=1100万、栗東・藤原英

〈15〉サヤカチャン(牝、父リーチザクラウン)=1000万、栗東・田所

 まずは補足です。坂口正勢の2頭、ゴールドクイーン(牝、父シニスターミニスター)ペイシャルアス(牝、父ストロングリターン)(ともに1200万)はダート路線と短距離路線が濃厚かなと思い、外しています。あと、3勝馬のアンフィトリテ(牝、父ロードカナロア)も短距離路線なのかなと思い、現時点では外しています。ただ、一生に一度の晴れ舞台ですし、短距離路線濃厚の2頭は入れてきてもおかしくはありません。

 先ほども書いたように、今週は優先で5頭が埋まります。また、来週のフラワーCにもロックディスタウン(牝、父オルフェーヴル)が控えています。まぁ、報知杯FRには先ほどのボーダー表に入っている賞金上位組もいるんですが、万が一、フラワーCの勝ち馬も含めた6頭があのメンバーの上位に入るとなると、ツヅミモンぐらいまでになるんでしょうかね。まだ、流動的な状態ではありますが、今年も賞金900万の馬にとっては非常に出走が厳しい情勢にあるのは間違いなさそうです。そんなことも踏まえつつ、明日は東西両トライアルを見ていきましょう。

 最後に中京10Rのフローラルウォーク賞。ここでミッキーアイルの下、スターリーステージ(牝、父ディープインパクト)が復帰戦を迎えます。前走のシンザン記念は下が緩い馬場に泣かされましたね。「まだ体を使い切れてない面がありますが、動き的にはよかったと思いますよ」と平井助手。ただ、先ほども書いたように、ここを勝っても桜花賞は厳しいんですよね。「次はどこへ行くんでしょうねぇ」と平井助手もこぼしていましたが、果たして…。いずれにせよ、今週のレースですね。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

阪神5R・1アリュマージュ(「前走でもかなり揉まれ込みながらの2着。根性がある。動きがいいし、何とかしたい」と松永幹調教師。初戦もスムーズにさばけなかったぶんの3着。順当Vだ)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

阪神11R・13ダノングッド(本質的に短距離向き。先行利のある馬場&メンバー構成で一変十分)

中京7R・4ピースマインド(前走はガッツリと掛かっての先行策。今回は距離短縮。折り合い次第)

中京8R・6クインズマラクータ(立て直した影響大。相性のいい松若Jの手綱で初戦から)

中山9R・12アイファープリティ(2走前が大外、前走が2番枠と極端な枠に泣かされているが、十分にクラス通用の脚はあり)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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