こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。では、いってみましょうか。
さて、ある芸人さんの持ちネタで「高低差ありすぎて、耳キーンとなるわ」ってのがありますよね。今週の栗東は高低差ではなく、まさに寒暖差でそんな状態でした。月曜から取材をしていたんですが、トレセンへ向かう午前６時前、車のメーター横についている気温計は４度だったのです。薄手のジャンパーではとてもじゃないが、寒さに耐えきれない状態。一番厚手のジャンパーでトレセンへ向かったんですが、時間が経つにつれての気温の上昇度が半端ない。正午前には先述した気温計が２３度まで上がっているじゃありませんか。一気に上着を２枚脱ぎ、半袖一枚に早着替えです。
で、今日の３時過ぎ。再び車に乗り込んで、気温計を見ると何と３０度。まぁ、太陽の当たりやすい場所に車を置いていたとはいえ、２日前に４度と表示していた気温計が３０度になてってるって…。何だか同じ地域にいるとは思えないような急変ぶりです。そんな時期に栗東ではＰＯＧ取材会、真っ只中ですしね。まっ、とにかく体調管理に気をつけないといけない時期。気を引き締めて、いきましょう♪
ということで、そろそろ本題へ。まずはトレセンからの３歳馬情報をポツポツと。まずは音無厩舎なんですが、先週の毎日杯で３着だったインディチャンプ（牡、父ステイゴールド）はアーリントンＣへ向かうことになりました。恐らく、ＮＨＫマイルＣを大目標にすることになるんでしょうね。続いて、アルメリア賞を勝ったフランツ（牡、父ディープインパクト）なんですが、こちらは引き続きＭデムーロＪとのコンビで京都新聞杯へ向かうことが決まりました。
さらに、大寒桜賞を勝ったダノンマジェスティ（牡、父ディープインパクト）について、生野助手と少しだけお話。「道中、あれだけ行きたがりながら、勝ってしまうんだから、本当に能力があるんでしょうね」と驚いたような表情。こちらは昨日も書いたように、引き続き内田Ｊとのコンビで青葉賞へ向かうことになりました。あと、大寒桜賞で４着だったスズカテイオー（牡、父ディープインパクト）はいずれかのダービーＴＲへ向かうようです。
さて、ここからは２歳馬情報。実は本日、２歳馬の取材会に合計で３つ参加してきたうえ、この後も取材会が控えているのです。一気に集中している一日ですよね。
まずは須貝厩舎。実は須貝調教師、今日のトリオンフの追い切りを見てから、ドバイへ向けて旅立ったんですよね。その中で貴重な時間を割いてもらいました。須貝厩舎、今年は何と言っても初年度産駒を送り出すことになるジャスタウェイ産駒が注目を集めます。この日は３頭をピックアップしてくれたんですが、「どれもいい」と高評価です。
その中で１頭だけ取り上げるとすれば、アドマイヤジャスタ（牡、父ジャスタウェイ、母アドマイヤテレサ）でしょうかね。半兄にアドマイヤラクティなどを持ちまして、セレクト当歳セールで１億４０００万円の高値がつきました。「今の２歳の中では完成度が高い。これはいいね」とかなりのお気に入りの様子。この血統、晩成のイメージが強いんですが、結構早く進んでいる様子も伝わってきました。取材の感触から要チェックの１頭です。
続いては橋口厩舎にも向かいました。こちらも１頭だけになりますが、「血統的にはこれなんですかね」と橋口調教師が笑顔を浮かべたのがヴィクトリアピース（牝、父ヴィクトワールピサ、母ツルマルワンピース）。そう、先日の毎日杯で３戦３勝となり、ダービー路線の注目株となったブラストワンピースの半妹です。馬主はシルク。「昨日、見てきたんですが、体に幅が出て、すごく良くなっていたんですよ。距離の融通が利きそうな感じですし、古馬みたいに体がしっかりしています」と橋口調教師の評価は高かったですね。こちらも夏あたりの始動がありそうな雰囲気でした。
そうそう、高野厩舎でも入厩馬の情報を教えてもらったんですが、その中でキラリと光るのがプレミアムギフト（牝、父オルフェーヴル、母インディアナギャル）。ダノンプレミアムの半妹になります。馬主はロードＨＣです。
そして、最後の取材会は高橋忠厩舎。こちらも先日の高松宮記念を制したファインニードルの半妹で、同じゴドルフィンがオーナーのニードルクラフトの１６（牝、父ダイワメジャー）や、現２歳世代で唯一のステイゴールド産駒、ハルノナゴリ（牝、父ステイゴールド、母エレイン）の名前が…。結構、バラエティーに富んだラインアップなので、こちらは別日にしっかりと紹介します。
ということで、今日はここまで。また、明後日です。今から取材会に行ってきます。ではでは
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